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過去に8年間、海外を放浪していた人物から電話がありました。
彼は、かなり図々しい男ですが、俺が体を張って助けた事があるので俺には丁寧で親切です。
前回連絡があった時は、俺がトラブルに巻き込まれていて、
彼の現在の仕事の上で俺に関るとマズイという認識が俺にあったので、なんど着信があっても出なかったのです。
だから、もう信頼されていないだろうと思っていました。
意外な相手だし、前と変らない態度だったので、事情を説明すると納得してくれました。
彼の近況も変化があって俺が気を使う必要は無かったようです。
彼は帰国後、一度は会社員になったのですが、現在はフリーで動いています。
今日は屋根を修理する仕事を引き受けて接着剤がつくのを待っているとの事。
一時間以上話してしまいました。
ツーリストがヨーロピアンだけの村で彼と取り違えられて、
俺が「トラブルばかり起こしている問題のある日本人」として警察に身柄を拘束されそうになった事を彼は今日はじめて知りました。
二人共ヒゲを剃っていない状態だから知らない現地人には見分けがつかないわけです。
その時、彼は村から少し離れたジャングルの中にいました。
「そういや、あそこ、あの時、オリエンタルはワシと●●さんだけでしたからねー。すまんことしました。」と笑っていました。
「笑い事じゃないよ。あの頃は●●さんと村の連中との板ばさみで大変でしたよ」と俺も笑いながら。
「なんで今まで話してくれんかったです?」
「他にいろいろ多すぎて全部話してたらキリないじゃん」
「あはは、そうでしょうね」
「でも、●●さん狙ってた、あの男は確かに少しおかしかったよ」
「でしょう?●●さんいなくなってから、村でワシも後で聞いたんですけど、アイツよう問題起こすイカレタ奴らしいですわ。」
「でも、それはお互い様じゃん。いい迷惑は俺だよ。」
「あはは。そうですな。」
こういう人が面接受けて会社員になったんだからTOTOは数こなせば絶対に大丈夫だと思いました(笑。
彼はやっぱり合わないそうで数年やってから会社を辞めて、旅商人みたいな事をやっていましたが、
傍らでアパートを借りて内側を大改造して他の人に貸すような事もやっていました。
彼はヨーロッパも長かったので妙に趣味が良い部分もあったりしますが、これは大家にバレたら追い出されるよね。
でも、ちょっとした芸術でした。
手製のハンモックを部屋に吊るという発想はなかなか出て来ないと思います。
畳の床を赤いペンキで塗って追い出された人を知っています(笑。
畳にペンキ塗るかね?普通?
こういう滅茶苦茶な人達が生きて行けるし、赤ペンキの人はサラリーマンなので、
TOTOは絶対に大丈夫だと今日つくづく思いました。
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